JBC川崎まで、あと18日。
本日のカウントダウンには戸崎圭太騎手が登場してくれました!
2013年に大井からJRAに移籍し、今年もリーディングをひた走ります。
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JBCの舞台となる川崎コース。
コースを熟知した川崎ジョッキーズに攻略ポイントを語ってもらう第10回は拜原靖之(はいばら・やすゆき)騎手。
拜原靖之騎手の成績など詳細はこちら拜原靖之騎手は福島県白河市出身。
東北出身者による「東北ジョッキーズカップ」に川崎代表で出場して第3位の成績をおさめたこともありましたね。
デビューから15年になりますが、騎手として転換期の真っ只中。
2014年には所属厩舎から独り立ちしてフリーとなり、昨年は金沢競馬で三ヶ月の期間限定騎乗の腕磨きも経験しました。
「騎手としてできることは何でもやってみようという気持ちで金沢へ向かいました。一日一日自分なりに真面目にやって来たつもりです」と実直な性格が丁寧な受け答えからも伝わってきます。
少しでもレース騎乗につなげられればと早朝から遅い時間まで毎朝15頭の調教をつけていますが、その中の1頭がインフォーマー。
まだA2クラスですが、マイルグランプリで3着、準重賞プラチナカップを勝つなど走りは堅実。
強い相手にきわどく迫ったと思えば、同格相手にあっさり負けたりと不思議な馬ですが、見極めのポイントは追い切りだそう。
「ものぐさなのか、追い切りが動きすぎてしまうとレースでの成績が良くないですね。反対に追いきりで物足りないくらいの時が結果を出しますね」とのことですから、JBCスプリントに選ばれた場合には調教欄をチェックしてみてくださいね。
川崎コースについてもうかがっていきましょう。
「昔は前残りが多くて、先行しないと勝負にならなかったんですが、前回のJBCのあとに砂を変えてから先行有利なだけでなく、展開によって追い込みもきくようになりましたね。
スプリントの距離1400mは1コーナーまでの距離短いぶん、みんな良い位置を取りに行くので先行争いが厳しくなりがち。
スタートの速い馬は内枠に入るのがベストです。
レディスクラシックの1600mはコーナーまでの距離もあるから、激しい先行争いもなく、隊列が決まるのが早い。前に行く馬、行かない馬に分かれます。
クラシックの2100mは距離は長いけど前の馬が力を残しやすい。コーナー6回まわるのでスローになりがちだし、後ろから行く馬が川崎のきついカープを回りながらペースを上げるのは難しいですね」。
今年もJBCには強力な布陣が揃ってやって来ますが、ダートグレードを見ていてこの馬に乗ってみたいという注目馬はいますか?
「乗ってみたいのはホッコータルマエですね。
条件がいろいろ違うところで勝つんだから精神的にもタフなんだろうし、臨機応変な面に惹かれます」
年内をもって引退することが発表されているホッコータルマエ。
JBCクラシックと同条件の川崎記念を三連覇している相性抜群な川崎コースで最後のJBCで勝利を飾ってほしいですね。
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- 2016/10/16(日) 15:00:00|
- JBC攻略法
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